6月、蓮田副院長が南アフリカのベビーボックスを視察してきましたので、
マスメディアの皆さまを招いて報告会を行いました。
昨年、熊本市内で開催した国際シンポジウムでも発表していただいた「希望のドア」です。
ベビーボックス先進国と思われていたドイツや、国際シンポジウムにお越しになった
アメリカのケルシーさんも、ベビーボックス設置前に南アフリカのベビーボックスを視察していた
そうです。
貧富の差が大きく、世界的にも乳児遺棄件数の高いとされる南アフリカでは、
今だ古い迷信などで誤った情報を信じている男性も多く、
未成年の望まない妊娠や乳児遺棄が絶えません。
「希望のドア」では、赤ちゃんが預け入れされると関係者の携帯電話に通知するアプリ
が導入されています。
今後、当院でも採用できないか、検討していく予定です。