ゆりかごの歴史 ゆりかごの歴史
年 月 「こうのとりのゆりかご」
を巡る動き
年 月 熊本・日本・世界
の動き
2004年5月1日 蓮田太二前理事長がドイツのベビークラッペ4カ所を視察    
2005年~2006年 熊本で3件の乳児遺棄事件が発生 2006年9月26日 安倍晋三一次内閣発足
2006年12月15日 設置に伴う病院施設の変更許可を市に申請
2007年2月4日 慈恵病院が市に早期決断を訴え  
2007年2月22日 幸山政史市長が上京、国に正式回答迫る  
  厚労省、「ポスト設置自体は現行法に違反しているとは言えない」との見解  
2007年2月23日 安倍首相が「ポストという名前に大変抵抗を感じる」と強い反対姿勢  
2007年3月1日 厚労省事務次官、熊本市に伝えた法解釈に変わりはないとの考え示す  
2007年3月6日 潮谷義子知事が設置容認の姿勢  
2007年3月7日 安倍首相「国としてお墨付きを与えることはふさわしくない」と発言  
2007年3月8日 厚労省次官、文書回答を断る考え  
2007年3月12日 厚労省、法に違反するか否は個別に判断するとの見解  
2007年3月16日 幸山市長が熊日のインタビューで「日本でも必要な時代」と述べ、設置許可の意向を示す  
2007年3月20日 慈恵病院が法律上の課題について、熊本市に文書で回答  
2007年4月5日 熊本市が設置を許可  
2007年4月12日 ゆりかご工事開始  
2007年5月1日 ゆりかご完成  
2007年5月10日 15:05 ゆりかご運用スタート。同日3歳くらいの男児が預けられる  
2007年5月17日 熊本市が運用状況を年1回、件数のみ公表と決定  
2007年6月12日 男の乳児が預けられる(2人目)  
2007年6月15日 男の乳児が預けられる(3人目)  
2007年7月5日 女の新生児が預けられる(4人目)  
2007年8月8日 男の乳児が預けられる(5人目)。17日、両親が引き取る。  
  2008年4月16日 蒲島郁夫熊本県知事就任
2007年8月16日 男の乳児が預けられる(6人目)  
2008年5月20日 2007年度「ゆりかご」預け入れ件数17名  
2008年8月23日 男の乳児が預けられる(7人目)  
2008年9月19日 短期的検証を行う専門部会が初会合  
2008年9月30日 男の乳児が預けられる(8人目)  
2008年10月3日 短期的検証の専門部会が1回目の検証終了  
2008年10月25日 熊本市が短期的検証の結果を公表  
2008年11月26日 熊本県と市の「こうのとりのゆりかご検証会議」が最終報告(第1期)  
2009年5月1日 2008年度「ゆりかご」預け入れ件数25件 2009年11月1日 ドイツ倫理審議会が同国の赤ちゃんポストの廃止を勧告。内密出産を提言
2010年5月1日 2009年度「ゆりかご」預け入れ件数15件 2010年4月1日 熊本市が政令市移(2012年)を前に児童相談所開設
  2011年3月11日 東日本大震災発生
2011年5月1日 2010年度「ゆりかご」預け入れ件数18件 2011年3月12日 九州新幹線全線開通
2011年11月1日 「ゆりかご」を新産科棟に移設  
2012年1月20日 「ゆりかご」内にある親宛ての手紙を取らないと預けられないよう扉を改修  
2012年3月29日 熊本市の専門部会が検証報告(第2期)。「安易な預け入れ」指摘  
2012年5月1日 2011年度「ゆりかご」預け入れ件数8件  
2013年5月1日 2012年度「ゆりかご」預け入れ件数9件  
2013年11月1日 TBSがドラマ『こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~』を放送  
2014年1月1日 日本テレビ『明日、ママがいない』スタート  
2014年5月1日 2013年度「ゆりかご」預け入れ件数9件  
2014年5月22日 2013年度の利用状況公表。預けられた子どもが100人を超える  
2014年9月26日 第3期検証報告書公表。「障害児が1割」  
2014年10月3日 赤ちゃんポストに男児の遺体。死体遺棄容疑で31才の母親が逮捕  
  2014年12月3日 大西一史熊本市長就任
2015年4月1日 NHKがクローズアップ現代『“ポスト”に託された命~赤ちゃん100人のその後~』、ETV特集『小さき命のバトン』放送  
2015年5月1日 2014年度「ゆりかご」預け入れ件数11件  
2015年5月1日 2014年度の利用状況公表。「1500g未満の極低出生体重児も」  
2015年12月1日 中国人夫婦が重度の先天性障害のある1才児を置く  
  2016年4月14日 熊本地震発生
  2016年4月28日 第1回エンゼルこども食堂オープン
2016年5月1日 2015年度「ゆりかご」預け入れ件数13件  
2016年7月19日 2015年度の運用状況で国外在住者が預けたことが判明  
  2016年6月1日 児童福祉法改正。第2条に子どもの「権利」をうたう
2017年5月1日 2016年度「ゆりかご」預け入れ件数5件  
2017年6月1日 NHKがクローズアップ現代+『僕の生みの親はどこに?~10年後の赤ちゃんポスト~』放送  
2017年9月23日 第4期検証報告書公表。「匿名は限界」「出自を知る権利保障を」  
2017年12月1日 慈恵病院が内密出産の可能性を検証すると表明  
2018年4月14日 熊本市で赤ちゃんポストに関する国際シンポジウム開催  
2018年5月1日 2017年度「ゆりかご」預け入れ件数7件  
2019年3月18日 慈恵病院特別養子縁組あっせん開始  
2019年5月1日 2018年度「ゆりかご」預け入れ件数7件  
2019年5月1日 熊本市が3月までに置かれた子どもの数を計144人と公表 2019年5月1日 令和元年スタート
2019年6月1日 蓮田院長が南アフリカのベビーボックスを視察  
2019年12月1日 慈恵病院が「内密出産を独自に受け入れ」と表明  
2020年1月30日 蓮田院長が韓国のベビーボックスを視察  
2020年5月1日 2019年度「ゆりかご」預け入れ件数11件  
2020年6月18日 エンゼルルーム開設 2020年1月16日 「新型コロナウイルス」感染、国内初確認
2020年9月1日 2019年度下半期検証で扉の外に子どもが置かれる危険な事例が判明 2020年9月1日 菅義偉内閣発足
2020年10月25日 「ゆりかご」創設者、蓮田太二理事長が逝去  
2020年12月1日 厚生労働省は「法令にただちに違反するものではない」とし、熊本市に慈恵病院に対する行政指導の必要性を指摘  
2020年8月1日 熊本市が慈恵病院に対し、実施を控えるよう要請  
2021年5月1日 2020年度「ゆりかご」預け入れ件数4件  
2021年6月29日 第5期検証報告書で預け入れを前提に孤立出産が行われている可能性を指摘 2021年6月21日 ベトナム人技能実習生リンさん第1回公判
  2021年7月23日 東京2020オリンピック競技大会開幕
2021年10月1日 慈恵病院が匿名での出産を希望する女性を保護。熊本市に指導を求める 2021年10月4日 岸田文雄内閣発足
2021年11月1日 保護された女性が出産。匿名性を撤回。  
  熊本市は慈恵病院に、「内密出産を前提とした指導は行わない」と回答  
  慈恵病院、厚労省に指導を求める  
  厚労省は、「国が個別の病院を指導するのは難しい」と回答 2021年11月30日 「オミクロン株」感染、国内初確認
2022年1月4日 匿名での出産を希望する10代女性が昨年12月出産したと、病院が発表。記者会見で現時点で内密出産にあたるとの認識を表明  
2022年1月13日 慈恵病院が熊本地方法務局へ質問状提出  
2022年2月4日 女性が養育しない意思を確認。導入後、初事例に 2022年2月4日 北京オリンピック(冬季)開幕
2022年2月10日 熊本地方法務局より回答書。出生日と出生地がわかれば戸籍の作成は可能とのこと  
2022年2月18日 熊本市長の職権で戸籍を作る方針で一致 2022年2月24日 ロシア軍がウクライナに侵攻
2022年2月25日 蓮田健院長が参院予算委員会に参考人出席  
2022年3月26日 宮津航一さんが「ゆりかご」に預けられた過去を公表  
2022年5月1日 2021年度「ゆりかご」預け入れ件数2件  
2022年5月11日 内密出産2例目発表  
2022年6月8日 熊本市が国へ、子どもの出自情報を管理する公的機関や妊娠葛藤相談所の設置を提案  
2022年7月4日 内密出産1例目の子ども、里親委託へ  
2022年7月21日 内密出産3例目発表 2022年7月8日 安倍晋三元首相銃撃事件
2022年8月5日 内密出産4例目、5例目発表  
2022年8月22日 エンゼルルーム3部屋増床、計4部屋に  
2022年9月29日 医療法人社団モルゲンロートが東京に赤ちゃんポスト構想を発表  
2022年9月30日 厚生労働省と法務省は、「内密出産」のガイドラインを発出  
2022年10月4日 蓮田院長が千葉県に対して公開質問状を手渡す  
2022年10月6日 内密出産6、7例目発表  
2022年12月2日 大西熊本市長が、妊娠葛藤相談所を設置する方針発表  
2023年1月18日 蓮田院長が熊本市に対し、「出自を知る権利」をテーマに課題や対応を整理する検討会の設置を要望  
2023年1月30日 蓮田院長が北海道のベビーボックスを視察  
2023年2月4日 熊日主催シンポジウム「いのちの場所 ゆりかご15年」開催  
2023年3月15日 熊本市の児相が「ゆりかご」に預けられた子どもの養育者に対し、出自告知について実態調査し、まとめる意向が明らかに 2023年4月1日 熊本市が「妊娠内密相談センター」開設
2023年5月1日 2022年度「ゆりかご」預け入れ件数9件  
2023年5月9日 2022年度、慈恵病院に寄せられた妊娠・出産の相談は2799件と前年度より4割減 2023年5月8日 新型コロナウイルス第5類へ引き下げ
2023年5月17日 蓮田院長が熊本県内の乳児院の養育実態を調査するよう熊本市に要望 2023年5月14日 熊本市に寄せられた妊娠・出産に関する相談が、2022度は1005件と、統計を取り始めた2007年以来最高
2023年5月31日 「出自を知る権利」検討会を、熊本市と慈恵病院が共同で設置  
  2024年1月1日 令和6年能登半島地震
  2024年1月10日 慈恵病院より石川県へ支援チームを派遣